成長となる要素
先週と昨日に続き、アスペルガーな若い人の、これからのターゲットになる(本当か?)事柄を述べる。
どのようにして、大人として必要な、様々な技能を身につけるか?ということで、
じゃあ、学校はどうするの?
という問題が出てくる。
日本において、昔から、義務教育(ないし、高校の授業も含まれると思う。)は、当てにならないという考えが強く、
今ワタシが住んでいる人口100万人以上の都市では、
こどもの習い事が盛んであった。
習い事といっても、ピアノやバレエ、進学塾といったものより、
ワタシの、もう5,6年以上年上の世代までは、
習字、そろばん、が定番であったそうである。
いわゆるホワイトカラーと呼ばれる職種や、銀行員などの仕事に就職するのに、ダイレクトに有利だという理由で、習いに行くこどもが多かったのである。
ワタシが加入していたメーリングリストで、数人のメンバーの文によると、数人の受講している子どもが集まるので、教室では、空き時間中は、一つのコミュニティができていたという。
習字・そろばん共に、通常の課程は中学生の間までに一通り終えることが多かったそうである。高校生くらいから社会人にかけて、講師を目指すコースで腕を磨く人も少数ながらいた。
ワタシがこどもの頃は、銀行ではもうコンピュータや電卓が使われていたので、そろばんを習うことは眼中にはなくなったし、習字は指導を受けていた先生が高齢で病気のため、教室を閉めることになり、以降行かなくなった。
ここ2年ほど、書道の講師として働くようになった伯母の話によると、今では習字教室は小学生を中心に教えており、あとの大人は、芸術表現としての書道を習いに入る人が多いという。
現在、公教育では、ゆとり教育の影響で、私立の小学校や中等教育学校などを受験する子どもが増えているようだ。
確かに、公立校の授業時間数などを見てみると、かなり少ない感じがしたし、マイナスイオンという言葉のように、間違った使い方のほうが氾濫しているので、あえて義務教育の範囲では教えないことにしたものだってあるので、子どもがだまされやすくなり、長い目で見ると大損すると思い、受験するはずである。
また、就職も、例えば大企業で秘書として勤めるのであれば、派遣社員の身分であっても、中学・高校と私立校で学んだ人が、その職種につくのが最近の傾向らしい。
反面、公教育の範疇にある私立校は、休みの少ない編成であったりして、学校で全てを解決しようとしがちである。
オタク趣味は、関心のない人からみれば、
「こんなことをやって何になる?」、というものでしかなく、実際の多くの仕事で足かせとなるものであるが、10代の友情では、それが一生涯の心の支えとなる可能性をはらむ。
先に書いた習い事の話題と趣味とは、相反するのであるが、実用的なものと、実際の仕事では足かせになるものの両方を備え持つことで、本人が精神的に大きく成長すると、ワタシは考える。