祖母に会って
12日から、退院後2度目の祖母への顔見せだ。
体調は、足が揺れることがあるが、良好であり、髪の毛も少しであるが生えてきた。担当医から、「普通の生活をして」というアドバイスがあったが、外出は、朝夕1時間半程度の畑仕事などに抑えている。
また、今月になり、隣に住んでいる親戚の飼い犬が死んだという知らせを聞いた。
お盆だが、父は近所を数件、贈り物を渡しながら回った。祖母の家にも、何軒かの人から贈り物が届いた。
祖母から、毎度のように、もっとおしゃれした格好を見せてほしい、といわれる。今までが祖母自身健康であったため、そのときのうちに、自分なりの価値観をもったおしゃれを楽しんで祖母にも見てもらえたらどんなにワクワクした感じになっただろう、という思いが込みあがった。確かに、中学生から相当期間学生で、オシャレに関して考える暇は、あったばず。でも友だちづきあいが少なかったので(一緒に店めぐり・買い物なんてなおさら縁遠かった。)、いつしか無頓着なまま社会人になった。
ところが、今年になって祖母の容態がわるくなり、ワタシはせっかくおしゃれを楽しむところを見せようと思ったが、祖母の作業の手伝いを多く手がける必要があることと、お墓参りへの道で虫に刺されやすいことから、夏でもスニーカーは必需品で、しかもオシャレしようとしたら、荷物がかさばり失礼に当たると思い、近くのスーパーに足を伸ばす程度(それに、ちょっと毛が生えたくらい)のカジュアルな服装で、祖母に会いにいったのである。
ワタシは皿洗い、昼食の麺ゆで、薬味切り、洗濯物干し、じゅうたん敷きを担当。
夜、部屋でじっとしていたら汗すらかかない涼しさでも、外が明るくなると、祖母の家でも庭を容赦なく日光が差し込む。
混雑を避けようと、自宅の方まで帰ったのは、午後の、まだ強い日差しが地面まで照りつける時だった。